サーキット走行・インプレッション

前半は２０００年１１月の瑞浪YZサーキット、後半は２００２年４月の作手ＡＬＴサーキットの模様を載せております。

「シトロエン・サーキットデイズ２０００」（瑞浪YZサーキット）

２０００年１１月１９日に岐阜県瑞浪YZサーキットにて「シトロエン・サーキットデイズ２０００」なるものが開催されました。これは新西武自動車販売が主催し、中部の主要ディーラー４社の協賛で第３回となるものです。今回はいつもお世話になっている「シトロエン岡崎」さんのご好意によって正規輸入車でもないのに参加させていただきました。

今回の「シトロエン・サーキットデイズ２０００」ではサクソのレースがメインイベントで、いくつかの雑誌にも紹介されています。ただ、雑誌ではＢＸ等の走行はあまり取り上げられてなく、唯一「る・ぼ○ん２月号」では我がＳＰＯＲＴが写真に写ってます。（立風書房さんありがとう。皆さん「る・○らん２月号」を買ってね。）

では以下に当日のフリー走行でのＳＰＯＲＴのようすを・・・。

サーキットドライブのＳＰＯＲＴ

YZサーキット場は全周1.1km、ストレートは数百ｍのサーキット場です。そのためほとんどセカンドまででサードに入れるのはストレートエンドから１コーナーにかけてのみという感じ。

我がＳＰＯＲＴはクサラやＡＸ、他のＢＸ（確か１９ＴＺＩと16valve）達との混走のフリー走行に参加。

　今こそSOLEXの実力を試すときだと勇んでコースイン。しかし・・・。

　スフィアをノーマルにしているＳＰＯＲＴはコーナーで大きくロール。MichelinＭＸＶ３Aもサーキット走行には役不足？。加えてサーキット走行初めての私にはおっかなびっくりのハンドル裁き。助手席の息子（当時小１）は重いヘルメットでカーブやブレーキングでは頭がユラユラ。（喜んでましたが）

　午前の第１ヒートが始まってまもなく、なんと前を行くサクソが前転宙返り１回ひねりの大技をご披露してくれたので、この日本では稀少車であるＳＰＯＲＴを傷つけてはならないと思い、ミラーで後ろを見ては道を譲る走行になったのでした。（実はただ単に腕が未熟であることを痛感。）一緒に走行した方々、遅くてごめんなさい。

大破したサクソ。しかし、ロールゲージのおかげでドライバーは無傷。

　フリー走行とはいえ、一緒に走っている人たちは真剣そのもの。午後からの第２ヒートでは多少冷静に走れるようになったものの、我がＳＰＯＲＴはＡＸやクサラにはぶち抜かれ（なんといってもコーナーが遅い）、他のＢＸとはそれなりにデッドヒートをと私は思っているものの所詮16valveの敵ではなく、ついには（確か）１９ＴＺＩ（間違ってたらご免なさい）にも抜かれる始末。

　ただ、ストレートの伸びはさすがキャブの真骨頂、気持ちいいものでありました。ストレートエンドでは80km/hくらい出てたかな。

　ちなみにレンタルのビーコンによる計測では、５３秒４６２が最高タイムでした。

　当日のサクソカップでは「ガレージ新和」の200ps越えのモンスターが４０秒そこそこ、他のノーマルに近いサクソが４５秒程度で走行していたのでＳＰＯＲＴのとてつもない速さ（遅さ？）は目立っていたと思います。

　また、当日はSMも参加しており、マセラティ製のV６を唸らせていました。ストレートでのフル加速ではリヤをぐっと沈ませてフロントを浮かせたその姿はそれこそ翼をつけたら飛んでいきそうな感じでした。

教訓
ＢＸでのサーキット走行では、やはりスフィアをそれなりの硬いものに換えましょう。コンフォート系のスフィアではロールが大きすぎてひっくり返ってしまいそうで怖い。できればタイヤもサーキット用のものを。それからエンジンマウントもちゃんとしたのでなくてはエンジンが踊っていたよな、きっと（後からマウントが切れていたのに気付いて・・・）。

次回はVISAで出場したいものだ・・・。

「新和サーキットデイ」（作手ＡＬＴサーキット）

２００２年４月１４日　新和サーキットデイ（愛知県作手村オートランド作手ＡＬＴ・ガレージ新和主催）に参加しました。

前回の反省をもとに「サーキット走行」を避けて「のんびり走行」にて参加。

アルテッツァを追走するＳＰＯＲＴ。実際、このアルテッツァよりは確実に速かった。

ＡＬＴサーキットは短いものの高低差のあるおもしろいコース。

ストレートでフル加速に移るＳＰＯＲＴ。助手席は当時小３の息子。

ストレートエンドで減速。
ストレートは短いので２速ではフケ上がってしまいます。といって３速に入れるほどストレートは長くない。
しかも、シトロエンのブレーキはヒールアンドトウをするには繊細すぎて私には難しすぎる。
どうしろというんだあ！

ということで最速タイムは３５秒６４２。やっぱり「のんびり走行」にしておいて正解だったね。