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なんか、仰々しいことを書いてますが、要はしっかりしてよ、私ならこうするよという私見です。

販売予測の読み間違え?

5月26日に大々的にプレス発表、そして6月21日に販売を開始したC4ピカソ。
ミニバン天国と言われて久しい日本にフランスからの新風を巻き起こし、
報道関係、雑誌関係はもとより、一般にも好意的に迎えられたはずだったのですが・・・。

一般購入者が現車を確かめようと、店頭に展示された頃にディーラーに出かけてみると
カタログさえ当初は間に合わず、オプションカタログは更に先。
試乗車はほとんど6速EGSばかりで、4速ATと乗り比べができない。
車に至っては比率を抑えた6速EGSやグラスパッケージに人気が集まり発表直後にバックオーダー、
4速ATやノーマルルーフさえ残りわずかという状況。
明らかに販売戦略の読み間違え。
それらの在庫もすぐに押さえられ、 動転したシトロエンジャポンはディーラーに対して
4ヶ月から最悪6ヶ月待ちの指示をあわてて出す始末。
いくらヨーロッパで人気があるとはいえ、国産車では考えられない待ち期間。
よほど惚れきった人でなければその時点で購入を見合わせるのは必至。
ところが6ヶ月待ちを宣告された私はわずか3ヶ月半で納車にこぎ着けました。
シトロエン岡崎はシトロエンジャポンに強力にプッシュした結果と仰ってましたが(ありがとうございます)、
シトロエンジャポンも本国に圧力をかけたのでしょう、しかし後の祭り。
逃げたお客は少なくないはずです。
ま、「3ヶ月待ち」と言っておいて「実は遅れました」と言うよりもいいけどね。

初期ロットが予想以上に早く完売してしまって売り物が無く、広告も宣伝も販売フェアもできない状態となるどころか、
雑誌でさえも新車インプレッションに続く特集を組みにくくしてしまった。

ルノー・ジャポンがアバンタイムを過剰に評価して大量に仕入れ、最後は叩き売りになってしまったり、
グランセニックが伸び悩んでいることを気にかけたのか、シトロエンジャポンは今回全くの消極策。

カラーにしても、どうせ7色入れるのなら、本国と同様の10色入れるのとどれだけ手間が変わるというのか。

ここからどう立て直すかですが、返す返すも逃した魚は大きかったように思う。
だいたい、じわじわ売れる車だろうか?
物珍しいうちに一気に売ってしまわなければ、よい評判も得られまい。

しかし、このユーロ高のなか、345万円でピカソを入れたのは大英断。
でもこらえきれずに2008年早々5%の値上げ宣言ですけどね。

シトロエンジャポンの迷走はこれにとどまらず、C2,C3の販売は中止。
どうもプジョージャポンとの提携による生き残りを模索している情報もある。

西武自動車からGSTを巻き込んで無理矢理現地法人として立ち上がったが、所詮この程度の販売台数ではやはり無理だったのか。
しかもその立ち上げの際、西武自動車が持っていた資料やノウハウなどは全て散逸!
古くからのシトロファンの落胆は大きかった。

何とか頑張れ!シトロエンジャポン!

輸入車のカタログってこんなもん?脱却してよ。

プレス発表どころか、販売日にも間に合わなかったカタログ。
オプションカタログはもっと遅れた・・・。
で、そのカタログを見ると、まあ、大昔のペラペラのカタログよりは分厚くなって立派なんですが。

でも、トヨタのカタログと比べてみてよ。
たしかに大きな写真で全体の雰囲気をこれ見よがしにアピールしているのはいいのだけれど、
折角
満載している装備は最終ページに一覧表になって載っているだけ。

それに対し、トヨタのカタログは、どんな小さな装備であってもこれでもかと写真入りで解説。

どうしても割高感のぬぐえないピカソは、その装備の充実さを訴えて少しでも購入しようというお客さんの心をとらえなきゃ。
だいたい、一覧表の言葉だけでその装備の内容を理解しろというのはよほどのカーキチでなければ無理。
だって、お客さんて普通は久しぶりに車を買うんでしょ。
最新装備の内容なんか言葉だけでわかる訳ないじゃん。
広報部の認識不足も甚だしいね。
どっかの外注に出した方がよっぽど良いもの作ってくるよ、きっと。
このホームページに写真入りで装備の解説を大量に作ったのも、ピカソの応援のためです。
胸張って言うよ、私は。

それに、
各ボディカラーの全体写真がなぜ無いの!
全体のイメージが全然湧かないのだよ。
しかも販売店が大量にあるわけではないので販売店巡りをして実車で確かめることすらできない。
つまり、実際に車が来ないと安心できない。

ネットで海外も含めてあちこち探ってみても大した画像はない。
何とかイギリスやイタリアのシトロエンのサイトで小さく見ることができたものの、
コンピュータの画面ってそのディスプレイの性能や設定で実は千差万別。
印刷物のインクも実車とは違うだろうけど、絶対全カラーの全体写真が欲しいね。

近いうちに各色の比較写真をこのホームページにも載せる予定です。

トヨタなんかは、各グレードの説明写真にそれぞれのカラーを使って比較できるようになっている。
内装だってそう。
あのおしゃれなレザーパッケージも内装の全体写真がシトロエンジャポンのホームページには無いじゃない。
たしかにピカソはワングレードで大変なんだろうけど、何を知りたいのかというお客の立場になってないね。
社長はもっと日本の車文化を勉強しなきゃダメだよ。
ね、フィリップ・ヴァン ブロームさん。

何とか頑張れ!シトロエンジャポン!

日本のシトロエンユーザー、新車を買おう!

実は私は今回初めてシトロエンの新車を買いました。
最初のAXも新古車だったモンな。

で、私はこれで堂々と宣言できますよ。
世のシトロファン、新車を買おう!

どうも、エンスーが多いシトロファンですが、その性格上、いつも後ろ向きなんですよ。
つまり古き良きシトロエンが最良と思ってしまう。
確かに古いほど濃いんです、シトロエンは。
エグザンを買った人はBXを思い、C5を買った人はXMを思う。
BXやXMを買った人はGSやCXを思う。
そして究極はDSやSMへと向かっていくのです。

私もAXを最初に購入。これは故障が多く、結婚を機に売却。
でも背中を痛めてから、あのシートを忘れられずに分割シートのTZIが100万円近くになったのもあってBXへ。
もらい事故で廃車の後、もっとパワフルでオタクなモデルが欲しくてBX SPORTへ。

BXは1995年から2007年足かけ12年の長きにわたり乗り続けました。
我ながらよくもこんなに長く乗り続けたと思いますが、買い換えようと思わせるニューモデルが出なかった。

エグザンにもちょっと揺れました。
クサラピカソにもグラッと来ました。
そんな中、XMに少し乗ったけどやっぱりBXに戻った。

でも家族構成もあって「これだ!」というモデルがなかったのが正直なところ。
ようやくC4シリーズになっていいなと思い始めた。
小振りで固くなったシートも徐々に戻ってきた。

そしてC4ピカソがパリで発表されたとき、これこそ次期アルカディア号(年代がわかる)と決めたのです。

そう、今こそ声を大にしていうぞ!
シトロエンファンよ、新車を買わないとシトロエンジャポン、潰れるぞ!

何とか頑張らせよう!シトロエンジャポンを!

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